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理解しておきましょう!「がん発生のメカニズム」 新陳代謝の時におきるミスコピーの細胞ががん細胞です。

こんにちは

今日は
がんというのは、なぜ、発生するのか?
その仕組みをわかりやすく説明します。
「がん発生のメカニズム」を理解してみましょう。

誰でも分かる「がん発生のメカニズム」

がんは、私たちだれにでも起こりうる病気です。
がんというのは、なぜ、発生するのでしょうか。
その仕組みは、意外に簡単です。
ちょっと、ご一緒に勉強してみませんか?

がん細胞はミスコピーの細胞

がん細胞は、簡単に言うと細胞が分裂するときに、間違ってできたミスコピーの細胞です。

私たちの身体は、60兆個もの細胞からできています。
これだけたくさんの細胞が、新陳代謝で、定期的に入れ替わっていきます。

ちょっと、汚い話ですが、皮膚は定期的に入れ替わって、垢がでます。
頭皮が入れ替わると、フケとなってはがれてきます。

このような新陳代謝は、細胞がコピーされ入れ替わることによっておこります。

これは、皮膚だけでなく、すべての細胞で起こっており、新陳代謝のサイクルは、概ね90~120日程度だと言われています。

私たちの身体の細胞は、新陳代謝により、毎日、あらゆるところで寿命を迎え、新しくコピーされた細胞と入れ替わっています。

このコピーがうまく行かず、ミスコピーが起こるときがあります。
60兆個もの細胞の一部から生まれるミスコピーの細胞。

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このミスコピーの細胞が、実は、がん細胞のはじまりなのです。

私たちの体内で、がん細胞は毎日作られている

人間の体内では、毎日がん細胞が作られているということは、意外に知られていないようです。

ではこのミスコピーのがん細胞が生まれるのは、きわめてまれな現象なのでしょうか? 
実はそうではありません。

ミスコピーのがん細胞は、毎日、私たちの体の中で、生まれているのです。
大体1000~2000個のミスコピーのがん細胞が、日々私たちの体の中で生まれていると考えられています。

1000個とか、2000個のミスコピーのがん細胞と聞くとびっくりするのですが、全身には、60兆個の細胞がありますから、割合としては微々たるものです。
60兆円の国家予算に対する、財布の中の1枚の1000円札だと思ってみて下さい。

私たちの体内ではミスコピーによって、がん細胞が日々作られているのは事実です。

なぜ、がんにならずに済んでいるのでしょうか。

実際にがんとして発症するのは65歳以下では、10人に1人、74歳以下では、5人に1人です。

これには、もちろん理由があります。

それは、私たちの体の中にはシュレッダーの働きをするものがあるからです。
それが、リンパ球とよばれる白血球の一種です。

消去し忘れのミスコピーの細胞が、がん細胞になる

「がん発生のメカニズム」をご説明します。

完全に消去されるべきミスコピーのがん細胞。

このミスコピーのがん細胞の「消去し忘れ」があったときに、がんが発生してしまいます。

私たちの体内でできたミスコピーのがん細胞は、通常、リンパ球と呼ばれる白血球の一種によってシュレッダーにかけられたように消去されていきます。

1000個できても、2000個できても、一つ残らず、完璧に消去されています。

シュレッダーにかけるのかどうか、それを見分けているのが、私達の体に備わっている免疫に関わる仕組みです。

私達の体の中にある免疫の細胞は、自分の細胞とそれ以外のものを見極めて攻撃する力を持っています。

臓器移植の際の拒絶反応は、まさに、この免疫の細胞による反応です。

しかし、がん細胞は、もともとは自分の細胞なので、免疫の仕組みがうまく見分けられないことがでてきます。
言ってみれば、シュレッダーにかけ損ねたミスコピーが残ってしまう可能性があるということです。

しかし、1個でもがん細胞が残ってしまうと、どうなるでしょうか?

がん細胞は、2個、4個、8個、16個と、倍々に分裂していきます。

がん細胞の数が10億個、直径が1cm、重さが1gになると、レントゲンやCT、内視鏡検査などの画像検査で発見されるようになります。
そこで初めて、「がん」という病名が告げられるのです。

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なぜ、ミスコピーのがん細胞が残ってしまうのでしょうか?

がんの始まりは、消去しきれなかった一つのミスコピーのがん細胞です。

では、ミスコピーのがん細胞の消去し忘れの原因は何でしょうか?

「ミスコピーのがん細胞を一つでも残してしまうことが、がんの原因になる。」

少し乱暴ですが、分かりやすく言うと、これががん発生の基本的な考え方です。
では、ミスコピーのがん細胞が残る理由は何でしょうか?

ミスコピーのがん細胞が残る理由は、以下の2つしかありません。
1.ミスコピーのがん細胞がたくさんできすぎてしまう
2.シュレッダーの性能が落ちてしまう

「○○は、発がん性がある」と言われる物質がありますが、これは、ミスコピーのがん細胞をたくさん作りすぎてしまう、という意味で使われる事が多いです。

がん遺伝子は、このミスコピーの細胞を作ってしまう。

がん抑制遺伝子は、このミスコピーの細胞を作らないように働きかけるということです。

「免疫力が下がると、がんになる」と言われているのは、シュレッダーの性能が落ちていることを指しているケースがほとんどです。

このように考えてみると、がんができる仕組みも、かなり分かりやすくなるのではないでしょうか?

がん発生のメカニズムを理解しておくと、がんの治療や予防が、もっとよくわかってくると思います。
まずは、大まかな流れを把握して、がんについての理解を深めていきましょう。

子育てが終わり
自由に使える時間ができた時
少しだけ経済的に余裕ができた時
ここからが
私たちの再出発です
もっと
もっと
しあわせになりましょう

最後まで読んで頂き
ありがとうございました

 

 

引用元:
誰でも分かる「がん発生のメカニズム」
https://allabout.co.jp/gm/gc/300815/

happylife

皆様にしあわせが届きます様に!

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